第121回日本消化器病学会九州支部例会・第115回日本消化器内視鏡学会九州支部例会

会長挨拶

第19回日本病院前救急診療医学会総会・学術集会
会長 落合 秀信

宮崎大学医学部病態解析医学講座 救急・災害医学分野 教授
宮崎大学医学部附属病院 救命救急センター長

落合秀信

ご挨拶

この度、第19回日本病院前救急診療医学会総会・学術集会を2024年12月14日(土)・15日(日)に宮崎市で開催させていただくことになりました。本会を主催させていただくことは、私自身はもとより教室員一同大変名誉なことで気が引き締まる思いであります。

このような貴重な機会を与えていただきました会員の皆様方に深く感謝申し上げます。

本会は、前身である病院前救急診療研究会が2006年に発足して以来、2024年には18年を迎えます。この間、病院前救急診療の分野にもだいぶ変革があったと思います。2022年度にはドクターヘリの全県配備が完了し、ドクターカーにおいても協議会が立ち上がったことは記憶に新しく、日々多くの医療施設で運用され重症救急患者の救命率向上に寄与していることは言うまでもありません。とくにドクターカーにおいては、その小回りの利く機動力を活かし場所を問わず医師・看護師を重症救急患者のもとに届けて病院まで持たない命をつなぐのみならず、最近では在宅診療の緊急往診としても活躍して地域包括ケアの重要な一翼を担うなど、まだまだ多くのポテンシャルを秘めており今後のさらなる発展が期待されるところであります。このように社会情勢の変遷に柔軟に対応し、社会のニーズに最大限応えることができる病院前救急診療を展開するためには、地域においてドクターカー・ドクターヘリを最大限に有効活用できるような体制を、医療機関や消防、行政等が中心となって俯瞰的・包括的な視点から構築し発展させていくことが不可欠と思われます。そのような意味から、本会のテーマは、『地域で最強の病院前救急診療体制の構築』とさせていただきました。地域で最強の病院前救急診療体制構築のための「多職種連携」や「官民連携」、マンパワー確保のための「病院前救急診療医の育成」、働き方改革にも対応し持続可能な体制構築のための「タスクシフト」や「医療機関の枠を超えた運用」など、幅広い視点から本テーマに対しご議論いただければと思っております。

宮崎は、地鶏炭火焼やチキン南蛮、宮崎牛、冷や汁、辛麺などをはじめとした多くの郷土料理や焼酎があり、また観光スポットやビーチ、ゴルフ場なども多くあります。大会終了後はぜひ観光宮崎も堪能していただけますと幸いです。最後になりますが、第19回学術集会事務局一同会員の皆様にご満足いただける学術集会を開催できるよう鋭意準備して参りますので、ぜひご参加のほどよろしくお願いいたします。

 2023年9月27日

会 告

第19回日本病院前救急診療医学会総会・学術集会

会期:2024年(令和6年)12月15日(日)
(12月14日(土):ビジネスミーティング)

会場:ニューウエルシティ 宮崎
〒880-0879 宮崎県宮崎市宮崎駅東1丁目2番地8

会長:落合 秀信(宮崎大学医学部救急・災害医学分野 教授)

主催事務局:宮崎大学医学部病態解析医学講座 救急・災害医学分野
〒889-1692 宮崎県宮崎市清武町木原5200
Phone:0985-85-9547(直通)
事務局長:長野 健彦

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